【玉ねぎ百科事典⑨】レッドアイⅡの特徴
2019.09.17
井澤農園の令和初めての玉ねぎ収穫が無事終わりました!
収穫が終われば仕事が落ち着く・・・というわけではなく、収穫時期に多数受けていた注文をこなす日々にシフトしていくので忙しさは変わりません、というかむしろあと2週間くらいはもっと忙しい(+o+)
今回は井澤農園で作っているおススメの紫玉ねぎ(赤玉ねぎ)の品種の紹介です。
レッドアイⅡ(ツー)とは
「Ⅱ(ツー)」と付いている通り、「レッドアイ」という品種の改良版玉ねぎです。
井澤農園でも昔はレッドアイを作っていたのですが、レッドアイよりも早く成熟することと、貯蔵性に炊けるということでこちらにシフトしています。
紫玉ねぎは「レッドアイアーリー」(アーリーレッドとも呼ばれてる)という品種がメジャーなのですが、その品種よりもレッドアイⅡの方が長期保存ができるとのこと。
生産側からの視点で言うと、赤い玉ねぎは歩留まりが悪い、というか腐りやすい、という印象があります。
玉ねぎを赤くしている成分(ポリフェノール)が、玉ねぎの貯蔵性を悪くしているんじゃないかなぁという見解。
一生産者の視点なので通説ではないですが。。。
井澤農園のレッドアイⅡのこだわり
レッドアイⅡは、外も真っ赤、中も赤い色が鮮やかな品種です。外側の皮を剥くと、まるでルビーのような色をした可食部が顔を出します。
辛さが控えめで甘みも強く、サラダやマリネにぴったりの品種です。
ただ、紫玉ねぎ全般に言えることなのですが、普通の皮が茶色い玉ねぎよりも苦みが強いです。これもポリフェノールのせいかな?
苦みが強いので、軽く水洗いをしたほうが美味しく食べることができますよ。
水洗いをする事で水溶性の栄養素が逃げてしまうので、気になる方は少量の紫玉ねぎのスライスをほかの野菜と一緒にサラダにするくらいなら苦みは気にならないかと思います。
レッドアイⅡのおススメの料理
せっかくきれいな赤色なので、色を活かした料理がおすすめ。長く炒めたり煮ると、せっかくの色素が暗い紫色になってしまいます。
酢漬けやピクルスにすると、苦みや辛みが気にならなくなります。
中でもおすすめなのがマリネ!
インスタの写真にはしいたけも入っていますが、これはお好みで~!
パプリカを入れてもきれいです。
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