お花の直売所は6月上旬いっぱいまでの営業です♪
2020.05.30
いつも井澤農園を応援してくださりありがとうございます!
お花の直売所は例年通り、6月上旬いっぱいで終了します。
まだお花は多数そろえていますので買い忘れがある方は6月10日までに直売所にいらしてください。
6月中旬以降はズッキーニの収穫、ジャガイモの収穫、ニンニクの収穫、かぼちゃ、玉ねぎ…と収穫シーズンとなるため、井澤農園ではお花の直売所は閉じてしまいますのであしからず!
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ここからはヨメ、あやかの独り言。
いやー、今年のお花の直売所はなかなか難しかったです。
北海道で花壇にお花を植え始める時期は、ゴールデンウィーク中からといわれているのですが、今年のゴールデンウィークは「ステイホーム週間」ということで不要不急の外出自粛が叫ばれていました。
毎年井澤農園にお花を買いに来てくださる方々は、感染症対策をしっかり行いながらお花を購入くださり感謝、感謝です!!
ただ、市場でお花がなかなか売れていかないことで、我が家は新型コロナウイルスの影響を実感しました。
井澤農園では例年、上の写真のようにお花を1トレイに40ポット入れ、軽トラックに積み込み毎日のように満車で市場まで運んでいるのですが、今年は「1日で今までの半分の量でお願いします」と、出荷調整をかけられてしまうほど。それでもお花が余ってしまう日もありました。市場でお花を毎年買ってくださるお花屋さんが「お客さんが来ないからお花を買えない」ということだそうです。仕方がありません。
でも、井澤農園で一番最初に咲く春のお花であるパンジー・ビオラたちが例年並みにお嫁にもらわれていかないのを見て「いつもと違う」と感じた私(ヨメの綾華)は、井澤農園初の花苗の地方発送を行ってみようと家族に提案してみました。初めてのことなので、苗を送るにはどんな資材が必要で、どんな送り方が好ましいかテストするため、まずは私のお友達から注文を頂いてみて。そのうちインスタグラムやメルカリで販売することになりました。
↑こんな感じに段ボールにツメツメ。
毎日2,3件の発送をこなしている間に、井澤農園が2年前から参加している農家の産直アプリ「ポケットマルシェ(ポケマル)」で花の販売が可能になったということで、早速出品させていただくことに。今まで食品のみの販売が許可されていた中、コロナ禍で困っている花農家も出品可能にしてくださりました。
出品した途端、1日の注文数が30超え!(1箱お花のポットが約15個入るセットと、約30個入るセットを用意)
「お花が好きだけど、外出自粛の中で買いに行くことが難しい」という方たちからの注文を多くいただき、延べ150名以上の方に、約4000ポットのお花苗を発送することができました。ありがとうございます!!!!
ご購入くださったお客様からはたくさんの反響をいただきました。
我が家のお花を気に入ってくださったり、花壇のお花のチョイスやプランター用のセットが喜ばれた実感もあるので、来年は地方発送も最初から頭に入れて販売をしていこうかと思います。
失敗も2度や3度ありました。輸送中に苗が倒れてお花が傷ついたり、個数を間違ったり、商品の説明が足りなかったり、チョイスのセンスが悪かったり、輸送中に花の水分が染みて段ボールの底に穴をあけてしまったり…。ことあるごとに謝罪し、見直し、改善し、勉強することができました。(学生の時の食品ECサイト運営会社でのカスタマーサービスでのインターンが為になりました…)
2歳の娘の保育園もお休みなので一緒に遊び、0歳児を背おいながら大変だったけどやり遂げた…いや、我が子がいなかったらこんなに頑張れなかったかもしれない。
ということで、チャレンジしてみないと道は開けない、ということを学ばせてもらったこのコロナ禍。
糧を得ることができたので今のところ私と新コロちゃんの勝負は引き分けってことにしておこう。
しかし、コロナとの戦いはまだまだ続きますね。
先陣で奮闘されている医療従事者の皆様に感謝いたします。