平成最後の玉ねぎの種まきが終了!
2019.02.21
昨日(2月20日)、70~100mハウス4棟分の玉ねぎの種まきが終了しました!
2月10日からスタートしたので、約10日で終了です。
種の数で言うと、全部で4,076,800個!玉ねぎは1粒のタネから1個の玉ねぎができるので、収穫する量もこれくらいあるというわけです。
実質、種まきは倉庫の中で行います。
「育苗マット」といわれる穴がいっぱいあいたマットを機械に通し、そのひと穴ひと穴に土と種を入れていく機械で種まきを行います。
1枚のマットで種を448個まくことができます。
マットの総数で言うと9100枚のマットに種をまきました。
その名も「スーパーまくDAY」★
今年は11品種の種をまいたのですが、たくさんの品種を作るときに気を付けないといけないのが「コンタミネーション」。違う品種の種同士が混ざってしまわないように細心の注意を払って種を管理しなければいけません。
種を植えたマットがある程度できたら、パレットに乗せてリフトで約100m離れたハウスに運びます。
運んだあとは人力+機械の力でハウスの中にズラーーーーっとその育苗マットを並べていくというわけです。
4代目は軽々とマットを5~6枚重ねて片手で持ちますが、土が入っているのでなかなかの重量があります。今年も一回り腕が太くなりました(笑)
ハウスに並んだマットは圧巻!綺麗に並ぶととっても気持ちいいです。
並べたあとは、一度だけ水をまいてシルバーのシートをかけて保温&保湿してあげます。うまくいけば2週間、遅くても3週間すれば芽が出揃います。
ここからは、ハウスの中で苗の管理作業に入ります。
ハウスは天気が良いとすぐに温度が上がってしまい、せっかく出た芽が油断すると暑すぎて焼け死んでしまいます。
気温と天気を見て、ハウスを開けたり閉めたり。また、芽が出たあとは水やりをしたりも必要です。
「苗半作(なえはんさく)」という言葉があるのですが、苗のつくり方でその年の出来の半分が決まる、という意味合いを持っています。
だけそれど苗づくりには気を遣わなければいけないのです。
しっかり管理すると、下の写真のように玉ねぎのひょろっとした芽が出てくるんですよ~!
早ければ4月の中旬くらいから苗植えがスタートです。
雪解けが待ちきれない!